総量規制って何? なんのための法律なの?

MENU

総量規制って何なの? なんのための法律なの?

「総量規制の対象なので専業主婦には融資できません」「総量規制のせいで高額の融資がうけられない」といった情報を目にしたり耳にしたことはありませんか?これをみると総量規制とはなんだかキャッシングを利用したい私たちにとって厄介な存在のように思われます。しかし、調べてみるとそうではなく総量規制とは『私たち消費者を守るためにある法律』だということがわかります。
そもそも総量規制とはなんなのか・どのようなものなのか徹底解説していきましょう。

 

まず総量規制とよく聞きますが、正しくは”貸金業法”という法律の中の一部として制度化されている内容です。貸金業法自体は昔からありますが、当時は総量規制という制度はありませんでした。しかし、2006年(平成18年)12月20日に貸金業法が改正され、総量規制は2010年(平成19年)6月18日から正式に施行されました。
貸金業法の中では、過剰貸付けの抑制(総量規制)として定められています。細かく見ていくとかなり深いところまで書かれていますが、基本的にこの法律は貸し手側に向けた法律なので、私たちがキャッシングを利用するにあたって直接関係することとすると『1社で50万円、又は他社と合わせて100万円を超える貸付けを行う場合には、源泉徴収票等の提出を受けることを義務付け、年収等の3分の1を超える貸付けを原則として禁止する(原文まま)』という部分です。

 

ようするに年収の3/1以上の金額は借りられないという意味です。これは1社で3/1という意味ではなく、何社利用したとしても合わせて3/1以上の金額は借りられないということです。
消費者金融での融資・銀行などのカードローン・クレジットカードのキャッシング機能などすべての融資に関する情報は信用情報機関によって共有されるものなので、1社からたくさん借り入れをして内緒で別の会社からまた高額な金額を。。という訳にはいかないのです。
また『年収の3/1以上』という記載があるように年収が0円の無職の方や専業主婦の方は利用することができません。

 

ではなぜこのような法律ができたのでしょう。それは最初に記載した通り消費者を守るためなのです。
この総量規制が制度化される前まではとくに制限なく利用ができました。それもあって多重債務に陥ってしまう人が多くなり、最終的には違法な利子での貸し付けを行う悪徳業者にお金を借りて返済に充てる・しかしそれも長くは続かないというトラブルなどが続出しました。
このようなことが起こらないようにするためにもと設定されたのがこの総量規制なのです。

 

総量規制法は貸金業法の適用される場面でのみ効力があるので、銀行のカードローンは対象外となります。銀行には貸金業法ではなく「銀行法」という別の法律がありそちらにのっとり営業を行っています。
ですので銀行は自行の定める基準にて融資の判断をしているので中には専業主婦でも借りられるというカードローンも存在します。